Walking Bear ~テレワーカー Nikkiくん の日記~

こんにちは。テレワーカーのNikkiです。このブログは僕が日々思っている事や、皆さんにご紹介したい事を書いています。よろしくお願いします。

今日、7月7日(日)は「小暑」。今日から夏本番!でも、関東は梅雨空、西日本は「小暑」らしい暑さに

おはようございます。
テレワーカーのNikkiです。

今日、7月7日(日)は、二十四節気のひとつ「小暑(しょうしょ)」。
暑さがどんどん強くなっていくという意味があり、この頃から暑さが本格的になってきますが、梅雨の終わる頃で、集中豪雨が多く発生する時季でもあります。

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でも、天気予報によると、冷涼な空気が流れ込む関東から北の太平洋側は日中も気温があまり上がらず、涼しすぎる「小暑」になりそうです。

あれ?でも「テレビでこよみの上では今日から夏ってGWごろ言ってた!」
それは、こよみ(暦)の上での夏。

GWごろ、5月6日は「立夏りっか)」でした。
暦の上での夏は、この立夏(5月6日)~立秋(8月8日)の前日(8月7日)までを言います。

「こよみ?なんじゃそりゃ?」

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1年を4つに分けたのが四季(春夏秋冬)ですよね?

気象庁が決めた季節の区分は、
春は3月~5月
夏は6月~8月
秋は9月~11月
冬は12月~2月
となっています。みなさんご存知でしたか?
つまり気象庁が決めた季節の区分では6月からが夏なんです!

これとは別に、こよみの四季の基準となっているのは、二十四節気(にじゅうしせっき)です。
祝日にもなっている「春分」とか「秋分」、季節の始まりである「立春」「立夏」とか。
聞いたことありませんか?

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4つの季節を、それぞれ6つに分けたものが「二十四節気」。

1年365日で考えると、四季はそれぞれ約91日、それを6で割ると約15日。
そうです。約15日単位で季節を分けているのが「二十四節気」です。

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古代中国では、月の満ち欠けによって季節を決める「太陰暦」が使われていました。
新月(満月)から次の新月までの間隔が約29.5日。これを1ヶ月として定めたのが「太陰暦」。
しかし、これだと1年は約354日。
次の年には約11日もズレてしまいます。
そのズレを修正するために用いられたのが閏月(うるうづき)。
数年に一度閏月を入れて1年を13ヶ月にすることで修正をしていました。
今では考えられないですよね~。

さきほどご紹介した「二十四節気」は、この太陰暦による日付と本来の体感する季節を一致させるためには約2600年前の中国の黄河地方で出来たもの。
本来の体感する季節は太陽の動きによって決まります。
二十四節気」は、古代中国で使われていたこともあり、日本でも広く使われました。

そして、月の満ち欠けによってではなく、太陽の動きをもとにして作られているのが「太陽暦」。

太陽暦」は、月の満ち欠けは関係なく、1年間の太陽の動きだけを考えて作成したこよみ。

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遡れば、エジプトではナイル川の定期的な氾濫を基にして「エジプト暦」を使っていて、紀元前18世紀頃のエジプトではすでに1年を365日としていました。
その後、シリウス星と太陽との関係を長い間観測し、1年が 365.25日としました。
そして、1582年に1年の長さを365.2425日としたんです。これが「グレゴリオ暦」。
つまり現在使われているこよみ「太陽暦」です。

日本では明治6年から「太陽暦」の使用が開始され、それまでの「太陰暦」は旧暦と呼ばれるようになりました。
旧暦の明治5年12月3日を新暦明治6年1月1日としてスタート。
これにちなみ、12月3日は「カレンダーの日」となっています。

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天球上における太陽の見かけ上の通り道である黄道(こうどう)と呼ばれる円(360度)を15度ずつ24等分に分けたのが「二十四節気」。

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お父さんお母さん、今日、お出かけする車の中でお子さんに話してみてください。
「へぇ~、お父さんすごい!」ってなるか「知っているよ~、昨日学校で教えてもらった」になるかは、運次第(笑)

二十四節気」を覚えると季節感が楽しくなりますよ。

例えば「立春」。今年は2月4日でした。
寒さも峠を越え、春の気配が感じられると言われています。
「暦の上では春ですが、まだ風も冷たく」などと、時候の挨拶にも使えます。

6月6日は「芒種 (ぼうしゅ)」。
稲などの(芒のある)穀物を植える時期と言われています。
農家の方はこれを目安に田植えを行います。
(品種や地域によって異なります)

6月22日は「夏至 (げし)」。
昼の長さが最も長くなると言われています。
つまり、翌23日からは昼の長さはどんどん短くなっています。

そして、今日7月7日が「小暑」。
暑さがどんどん強くなっていくという意味があります。
でも今日もなんだか寒い(笑)

次は、7月23日で「大暑」、そして8月8日は「立秋」!秋です!

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早いなぁ~(笑)

また今日、7月7日(日)「小暑」から、又は、7月23日「大暑」から
8月8日「立秋」までの間が「暑中(しょちゅう)」で、暑中見舞いはこの期間内に送ります。

それから、小暑の終わりごろに夏の土用に入ります。
土用(どよう)とは、 立春(2月4日頃)立夏(5月5日頃)立秋(8月7日頃)立冬(11月7日頃)の前、18日間の事を言います。
それぞれ、立春前の「冬の土用」が1月17日頃、立夏前の「春の土用」が4月17日頃、
立秋前の「夏の土用」が7月20日頃、立冬前の「秋の土用」が10月20日頃から始まります。

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その中でも、「夏の土用」の間の「丑の日」にうなぎを食べる「土用の丑〔うし〕」という行事が有名ですね。

今年の「夏の土用」の間の「丑の日」は、7月27日(土)です。
この日はうなぎを食べましょう~。

今日、7月7日(日)の天気は、
梅雨前線が本州の南の海上に停滞し、前線上に発生した低気圧が関東の南岸を通過します。
このため、東北の太平洋側や関東、中部エリアでは曇りや雨の梅雨空が広がります。
一方、北日本日本海側などでは七夕の夜に天の川を見るチャンスがありそうです。

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みなさんにとって、素敵な七夕に(⌒∇⌒)、また、素敵な「小暑」となりますように(^▽^)/。

ではまた。